飲食料品(37部門)の取引先・規模・成長

飲食料品は、日本の産業を37に分けた部門の1つで、2020年の産出額は38.1兆円、2011年から2020年の実質成長は年+0.2%でした。付加価値率は35%、輸出向けは2%、家計消費向けは79%、輸入依存度は17%です。

産出額(2020年)38.1兆円
実質成長(2011→20年)+0.2%/年
付加価値率35%
輸入依存度17%

含まれる産業(108産業)

産業産出額(兆円)実質成長(2015→20年/年)
食料品29.10−0.0%
飲料5.85−1.1%
たばこ1.62−9.1%
飼料・有機質肥料1.50+1.9%

主な販売先

販売先の部門金額(兆円)売上に占める割合
対個人サービス4.110.7%
農林漁業1.43.7%
医療・福祉0.51.3%

主な仕入れ先

仕入れ先の部門金額(兆円)費用に占める割合
農林漁業7.219.0%
商業2.46.4%
対事業所サービス1.64.1%
運輸・郵便1.53.9%
プラスチック・ゴム製品0.71.8%
パルプ・紙・木製品0.61.5%

取引のストーリー(筆者の仮説)

主な取引のうち、背景を読み解いたもの。統計から確定できる事実ではありません。

飲食料品 → 対個人サービス(4.1兆円)確度A

2020年はコロナ禍で外食・宿泊の需要が急減し、食材の仕入れが減った。

根拠の目安:外食産業市場動向調査、宿泊旅行統計、飲食料品の業務用出荷

飲食料品 → 農林漁業(1.4兆円)確度B

畜産の大規模化と、飼料価格の上昇で、飼料費の割合が上昇した可能性。

根拠の目安:飼料価格・配合飼料の生産量、畜産経営統計

農林漁業 → 飲食料品(7.2兆円)確度C

食品メーカーが使う農水産物原料(輸入分を含む)の実質量が減少。人口減少や食の簡便化(加工品・輸入品への切り替え)の影響か。

根拠の目安:食料需給表、飲食料品の輸入額・輸入数量、食品工業の原料構成

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出典:総務省ほか「産業連関表」(2011・2015・2020年)、経済産業省「延長産業連関表」を筆者が集計。政府が作成したものではありません。方法と出典