不動産(37部門)の取引先・規模・成長

不動産は、日本の産業を37に分けた部門の1つで、2020年の産出額は90.5兆円、2011年から2020年の実質成長は年+1.6%でした。付加価値率は80%、輸出向けは0%、家計消費向けは75%、輸入依存度は0%です。

産出額(2020年)90.5兆円
実質成長(2011→20年)+1.6%/年
付加価値率80%
輸入依存度0%

含まれる産業(108産業)

産業産出額(兆円)実質成長(2015→20年/年)
住宅賃貸料(帰属家賃)52.21+0.5%
不動産仲介及び賃貸23.40−1.2%
住宅賃貸料14.94+1.3%

主な販売先

販売先の部門金額(兆円)売上に占める割合
商業3.33.6%
情報通信1.92.2%
医療・福祉1.31.5%
運輸・郵便1.31.5%
対個人サービス1.31.5%
対事業所サービス0.91.0%

主な仕入れ先

仕入れ先の部門金額(兆円)費用に占める割合
金融・保険7.27.9%
対事業所サービス2.62.8%
建設1.21.3%
電気・ガス・熱供給0.40.5%
分類不明0.30.4%

取引のストーリー(筆者の仮説)

主な取引のうち、背景を読み解いたもの。統計から確定できる事実ではありません。

不動産 → 情報通信(1.9兆円)確度B

通信・IT企業のオフィス・データセンターの賃借の増加。

根拠の目安:データセンターの需要統計、オフィス賃料指数

不動産 → 対個人サービス(1.3兆円)確度C

飲食・宿泊・理美容・娯楽が使う店舗・施設の賃料。実質増加は、賃料指数の動きに左右されている可能性。

根拠の目安:企業向けサービス価格指数(不動産賃貸)、店舗賃料の統計

金融・保険 → 不動産(7.2兆円)確度B

不動産業が低金利下で借入を増やし(賃貸住宅・ビル開発)、金融サービスの利用量が増えた。金融サービスの産出は預貸残高をもとに推計されるため、残高の増加がそのまま反映されやすい。

根拠の目安:日銀の貸出先別貸出金(不動産業向け)、不動産業の設備投資

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出典:総務省ほか「産業連関表」(2011・2015・2020年)、経済産業省「延長産業連関表」を筆者が集計。政府が作成したものではありません。方法と出典