情報通信(37部門)の取引先・規模・成長
情報通信は、日本の産業を37に分けた部門の1つで、2020年の産出額は65.0兆円、2011年から2020年の実質成長は年+4.0%でした。付加価値率は52%、輸出向けは2%、家計消費向けは25%、輸入依存度は6%です。
産出額(2020年)65.0兆円
実質成長(2011→20年)+4.0%/年
付加価値率52%
輸入依存度6%
含まれる産業(108産業)
| 産業 | 産出額(兆円) | 実質成長(2015→20年/年) |
|---|---|---|
| 情報サービス | 27.28 | +5.8% |
| 通信 | 17.95 | +3.0% |
| インターネット附随サービス | 8.42 | +18.8% |
| 映像・音声・文字情報制作 | 6.93 | −1.9% |
| 放送 | 4.40 | −3.1% |
主な販売先
主な仕入れ先
取引のストーリー(筆者の仮説)
主な取引のうち、背景を読み解いたもの。統計から確定できる事実ではありません。
情報通信 → 対事業所サービス(7.8兆円)確度B
広告・人材・リースなどの事業者が、業務のデジタル化でクラウドやシステム運用への支出を増やした。
根拠の目安:通信利用動向調査、情報処理実態調査(経産省)、企業のクラウド利用率
情報通信 → 商業(3.6兆円)確度C
実質では横ばい。システム単価や通信料金の低下が、構成比の低下に表れている可能性。
根拠の目安:企業向けサービス価格指数(情報通信)
情報通信 → 教育・研究(1.5兆円)確度B
2019年度以降のGIGAスクール構想や研究データ基盤の整備で、教育・研究の情報通信への支出が増えた。2020年は初年度。
根拠の目安:GIGAスクールの端末整備実績、学校のICT環境調査(文科省)
対事業所サービス → 情報通信(10.6兆円)確度B
通信・ソフト・ネット企業が、開発や運用の人手を派遣・請負で調達し、広告枠やデータセンター設備のリースも増やした。
根拠の目安:特定サービス産業動態統計(情報サービス)、労働者派遣事業報告、企業向けサービス価格指数
不動産 → 情報通信(1.9兆円)確度B
通信・IT企業のオフィス・データセンターの賃借の増加。
根拠の目安:データセンターの需要統計、オフィス賃料指数
出典:総務省ほか「産業連関表」(2011・2015・2020年)、経済産業省「延長産業連関表」を筆者が集計。政府が作成したものではありません。方法と出典